卵

日本に住んでいた人がアメリカに行って、首をかしげる食材の一つに「卵」があります。

扱いがとても違うんです。

まず、賞味期限。
日本の卵の賞味期限は、大体10日前後。
子供のころからそうなので、そういうものだと思っていました。

ところが、アメリカでは1か月ぐらい。
ずいぶん先の日付が印字してあるので、最初はなにか特別な卵なのかと思いました(笑)

でも、全部、どこのお店に行ってもそうなっています。
どうやったらこれだけの違いができるのか、不思議でした。

もうひとつは、生卵に対する意識。
アメリカでは生卵は、(絶対に)食べてはいけません。
「食べるなキケン」と言われます。

サルモネラ菌にあたると、生死にかかわることになります。
それが怖いので、アメリカでは生卵を食べたことがない人がほとんどです。
卵かけご飯なんて、絶対にありえません。

そんなに汚い卵なのかしら?とも思いました。

このふたつの不思議は、アメリカに住んでいたことがある人は、
<滞在中はよくわからないけど受け入れていて、帰国したあともはっきりとした理由がわからずそのままになっている>人がほとんどなのではないかと思います(笑)

前置きが長くなりましたが、先日(また)ためしてガッテンを見ていて、なるほど、と思いました。

日米の卵の違いを比べていたわけではありませんが、違う理由がわかりました。

まず、賞味期限。
消費期限については、アメリカのほうが正しい、というか卵はかなりの長い間、腐るということはないんですね。

これは私もうすうす、日本の基準は短すぎるのではないかしら?と思っていました。
賞味期限が過ぎても、割った後の卵が腐っていたなんていうことは一度もありません。

専門家によると、卵は菌に対して強い性質があり、常温で2か月、冷蔵庫で4か月もつ、という研究結果もあるそうです。

では、
どうして日本ではそんなに短いか、というと万が一サルモネラ菌を持っている卵があったとしても、生で食べて害がない期間というのを基準にすると、そのぐらいの短い日数になるのだそうです。

サルモネラ菌を持っている卵ですが、驚くことに日米ともに持っている卵の割合は同じで、3万個に一個です。
アメリカでは、食べるなキケン、と言われますが、アメリカのほうが多い訳じゃないんですね。

ちなみに、3万分の1というのは、82歳まで一日一個食べ続けて、当たるか当たらないかの確率です。

この数字を気にせずに(というか知らずに)生卵を食べる習慣があるのが日本。(賞味期限内だったら安全なはず)。
万が一あたったら大変だからという理由で食べないのがアメリカ、です。

そう思うと、アメリカの卵の賞味期限が長い理由もわかってきました。
あちらは加熱して食べるのを前提としているので、長いわけです。

日本は、生で食べて安全な期間。
アメリカは、生では食べないから「卵が腐る」までの期間。

なるほど、です。

サルモネラ菌に対する意識ですが、
アメリカにいる間は、「生卵は当たったら大変だから食べちゃいけない。」と言われました。
でも、誰からも、「3万個に一個の確率で当たるかもしれないから食べちゃいけない。」とは言われませんでした。

本当に当たる確率っていうのは、どうなんでしょう。
アメリカがこんなに厳しいのは、訴訟があるから、というようにも思います。

生活習慣の違いというか、思い込みというか、同じものに対してこれほどまでに対応が違うものも珍しいと思います。

それも、毎日お世話になっている卵です。

【結論:日本の卵も、アメリカの卵も、同じ卵でした!】

今アメリカにいて、卵のことでなんとなくモヤモヤしている人がこのブログを読んでくれたら、少しは助けになったかな、と思います。

ただ、いつパックされたかわからない卵なので、いくら3万分の1でも、アメリカではやっぱり生では食べない方がいいのかも、と思います。

考えていたらまたモヤモヤしてきそうなので、やめます。

ためしてガッテン 卵の賞味期限の真実



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