
↑昨年の11月のお惣菜のクラス


昨年は、SDGs(持続可能な開発目標)という言葉を聞く機会が以前より増えたましたよね。
「持続可能な」とは「ずっと続けていける」という意味です。
改めて考えてみると、それって毎日生活していく中で向かい合っていた方がいいこと、というのに気づかされました。
SDG’sは大儀で、なかなか自分のものと思えるのには難しく、政治や会社がすることのように思ってしまうのですが、実は「持続可能である」というのは自分が今暮らしやすいかどうかを見直すときの、ひとつの要素だと思うんですよね。
持続可能、というとおおげさですが、好きだから続けている、続けたほうがいいから続けられる方法を考える、などはみんな自然に考えていると思います。
お料理にもいろいろあって、美味しいお料理、珍しいお料理、素敵なお料理、なんていうのがありますが、作りやすいお料理、体を守るために作るお料理、なんていう考え方もあります。
私自身はどちらかというと後者のふたつがすごく大切だと思っていて、
ついでにおいしければラッキー、ぐらいに思っています。
食べることの一番の目的は体を保つため。おいしい、は二番目です。
栄養やエネルギーはため込むことはできなくて、毎日、しかも1日3回補充し続けていかないといけない面倒は受け入れるしかありません。
食事を作ることが、「続けられないくらい難しかったら」これは困ったことです。
なので、お料理って「持続可能」でないといけないし、先人たちはずっとそうしてきたわけです。
体を守るための食事を作ることが嫌でなくなるような、忙しい時でもさっと作れるような、そんなお料理を作っていきたいとずっと思っていました。
SDG'sと一緒にするにも図々しいとは思いますが、
なにかをするときに「持続可能かどうか」を考えてみることは、たくさんのことにあてはまると思います。
続けることでいい生活が続けられるのか、続けることでさらに進歩できるのか、続けられることをやっているかのかどうか、などをいつも考えて暮らすのは大切なこと、と昨今しみじみと思わされています。
お料理も、くたくたになって作るものより、毎日スラスラと作れて体にいい(おまけで美味しい)お料理がいいです。
お料理は人に見せるものでもなく、特別に素敵なものでもなくて、一番の目的は自分や家族が健康で、幸せで生きていくために続けなければいけないもの、だと考えています。
無理なく、効率よく、そして美味しい、そんなお料理をたくさん提案していきたいです!


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